投稿日:2020年9月7日 | 最終更新日:2026年6月16日
MTAセメント覆髄治療と歯髄保存治療
歯髄保存治療は、深いむし歯や外傷などで歯の神経に近い処置が必要なときに、できるだけ神経を残す可能性を検討する治療です。MTAセメントは、その中で使用を検討することがある材料の一つです。福岡市でMTAセメントによる覆髄治療を調べる際は、材料名だけでなく、歯髄の状態、感染の有無、処置時の視野、隔離、封鎖まで確認してください。

歯の神経を残せるかを判断するポイント
- 痛みが一時的か、持続痛や夜間痛があるか
- むし歯や亀裂が神経までどの程度近いか
- 歯髄の出血や感染の状態
- 歯根破折や根尖病変が疑われないか
- 治療後に適切な封鎖や被せ物で守れるか
歯髄保存は、すべての症例で選択できる治療ではありません。すでに強い感染や不可逆的な炎症がある場合は、根管治療が必要になることがあります。反対に、早期に診査できれば神経を残せる可能性を検討できる場合もあります。
MTAセメントの特徴と注意点
MTAセメントは、封鎖性や生体親和性が求められる場面で使われることがある材料です。ただし、MTAセメントを使えば必ず神経を残せる、必ず歯を保存できる、というものではありません。診断、感染管理、処置の精度、治療後の補綴までを含めた計画が重要です。
精密根管治療との関係
歯髄保存が難しい場合でも、根管治療や再根管治療で歯を残せる可能性を検討できることがあります。CTで根の形や病変を確認し、マイクロスコープで根管内を拡大して処置し、ラバーダムで唾液の侵入を抑えることが、再感染を防ぐうえで重要です。
相談をおすすめする症状
- 深いむし歯で神経を取ると言われた
- 冷たいものや温かいもので痛みが続く
- 過去に治療した歯が噛むと痛い
- 歯ぐきが腫れる、できものがある
- 抜歯の前に保存の可能性を確認したい
スマイルライン歯科・矯正歯科では、天神院、博多院、アイランドシティ院で、CT・マイクロスコープ・ラバーダムを用いた精密根管治療の相談に対応しています。状態を確認したうえで、歯髄保存、根管治療、再根管治療、歯根端切除術などの選択肢を説明します。