世界水準の精密機器

世界最高水準のCT

    投稿日:2020年9月7日 | 最終更新日:2020年9月26日

    全ての精密診療には、正確な診査と的確な診断が必要です。

    精密CT画像
    正確な診断をサポートする精密CT

    「CT」とはComputed Tomographyの略でコンピュータ断層撮影およびその装置のことです。病院でCT検査を受けた方も多いのではないでしょうか。その際検査着に着替えて、大きな機械に数分横になり、身体をタテヨコ輪切りにした画像をご覧になったことでしょう。
    歯科用CTは断層撮影の原理は同じなのですが、医科用CTよりも高解像度なので歯や骨等を詳細にみることができます。また頭頸部の撮影に特化している為、装置は非常にコンパクトでご自身の服を着て座ったまま、十数秒で撮影が完了します。エックス線の照射範囲と方法もコーンビーム方式というもので、1回転の照射で済みます。これらのことからエックス線の被ばくは非常に少なく、医科用CTが1回当たり5-30mSv<放射線医学総合研究所(放医研)調査>に対して、当院の歯科用CTは1回当たり0.04mSvですので、125~750分の1という低被ばく量となります。

     

    世界最高水準のCT

    • 見えなかったものが見えてくる(可視化)
      例えば親知らずの根の先がどの方向に向いているのか、どのような形態をしているのかを歯科用CTでは3次元的にとらえることが可能になります。
    • 経験と勘に頼ってきた部分に客観性を与えることができる
      例えば難治性の根尖性歯周炎(根の先の病気)は、従来のレントゲンでは根の先の異常をはっきりと確認できないケースがあり、実際に被せ物を外し、症状を確認しながら治療を行うことがありました。歯科用CTを用いれば処置前に様々な位置から歯の根の状態、破折部等を確認することができるようになるので、診断に客観性を加え、効率的な治療を行えます。
    • より安心安全な治療を行える
      特にインプラントにおいては、下顎神経や上顎洞の位置関係、骨の厚みや骨質等をしっかり把握し、手術時のリスクを最大限軽減させる必要があります。また、埋入位置や埋入の深さを決定し、患者さんに説明する際にもCTの撮影は現在必須となっております。当院はデジタル化された歯科用コーンビームCTを設置しております。これによりパノラマレントゲン(フィルム)と同程度、医科用CTの125~750分の1の低被ばく量ながら、高解像度のデータを必要な時すぐに確認・説明することができます。

     

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